鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

中堅校の合格実績の真実

娘の通う中堅校は、首都圏ではわりと有名な中堅校です。

中でもGマーチには毎年何百人も合格を出していて、お得ななんちゃって進学校なのです。

 

「あー。あの学校ね。」←発言は

    (あの中堅校ね)←心では

みんなの反応はこうです。

 

中学受験では、大量に合格を出すため、うちの中堅校の合格を辞退して、公立に進学した人もたくさんいましたし、ありがたく進学した人もいました。

正直、中学受験では落ちる方が難しく、名前さえ書けば受かる印象の学校でした。

 

それでも、うちからマーチには何百人も合格しているのです。

娘はいつもそこそこ上位にいるので、まあマーチには受かるだろう。

 

そう考えていました。

 

そんなある日、同じ中堅校の友人がお兄さんの通う予備校で、うちの生徒が書かれた合格短冊を見つけてきました。

 

「○○くん △○中堅高校出身

 難関国立大学 法学部

 難関私立大学 経済学部

 難関私立大学 法学部

 難関私立大学 社会学

 難関私立大学 法学部

 難関私立大学 商学部

 

その子は一人で上位私立大学を5も合格していたのです。

上位難関私立大学には、毎年50人弱しか受かりません。

一人の人が5個の合格をもらっているとして、

50÷5=10

上位難関私立へは、本当は10人の生徒で実績を出していたことに気づきました。

10人しか、上位難関私立大学には受からないのです。

しかも、その10人には浪人も含まれています。

 

「上位難関私立大学合格は、8番までね。」

 

他の友人が言いました。


f:id:akiakis:20201004073117j:image

 

では、Gマーチはどうでしょうか?

毎年何百人も受かっているのです。Gマーチならいける!みんながそう思っていました。

「マーチは一人で8は受けられるわね。一人が6合格したことにしましょう。」

「俗にいう、マーチ乱れ打ちだね。」

↑母も娘のためにマーチ乱れ打ちの軍資金をしっかりと貯めているのです。乱れ打ちの準備に抜かりはありません。

 

Gマーチ合格者数200人を6で割りました。

200÷6=33.33333333333

「33人…」

 

その場は凍りつきました。

33人しかマーチに受からないことがわかったのです。

浪人もいるので25番以内がマーチにいけるとしました。

その場にいたみんなは25番以内のママでしたが、うちだけはそのとき、25番より後ろの順位でした。

 

「鈴木さんちは、〇〇駒〇ね。」

 

「…。」

 

〇〇駒〇に入れたら御の字ですが、 

母が貯めているマーチ乱れ打ちの資金は、必要ないようです。

 

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