鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

麻布入試当日~最終回~龍之介ちゃん中学受験

最後の日も一日中、数学塾で算数特訓をしていただきました。帰るときに、先生がおっしゃいました。

 

( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生

「合格点、出せるんちゃうかな?」

 

(; ̄ー ̄A←お母さん

ん?合格点?

当初の予定よりも大幅減の30点は取れるようにしましたよ?ってこと?←ここは心の声

 

「先生!お世話になり、本当にありがとうございました!」

先生に感謝しながら、数学塾をあとにしました。

 

最後の夜は、自塾の先生からお電話をいただきました。

(* ̄∇ ̄)ノ←自塾の先生

「はい!落ち着いてがんばってね?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←違う自塾の先生

「はい。がんばってね?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←また違う自塾の先生

「ファイト➰」

 

先生がとっかえひっかえ代わって応援して下さいました。


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入試に向かう朝、お父さんもついてきました。

(๑¯∇¯๑)… Σ( ̄ロ ̄lll)(ㆆ_ㆆ)!

「お父さんも一緒に行くよ?」

 

行きの電車で、これまでの道のりについて話しました。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←お母さん

「お母さんがこの受験で一番おもしろかったのは、龍之介ちゃんが他塾の特訓にひっかかったことよ。」

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「他塾の特訓に入ったことで、小学校のみんなにすごいって言われて嬉しかったよ!」

 

(๑¯∇¯๑)←お父さん

「本当は、違う学校の違う特訓を取りにいくはずだったのに、台風で他塾の麻布しか受けられなかったんだよね。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←お母さん

「神様が、ここで麻布を受けておきなさい。たとえ受からなくても、後の大学受験で記述の特訓が役に立つから!っておっしゃっているのかと思ったわ。」

 

学校とは離れた場所で自塾の先生が激励会をして下さいました。先輩麻布生の皆さんも駆けつけて応援して下さいました。

 

有栖川公園では、日能研の皆さんが激励されていました。

 

学校の前には、少し小さな男の子たちが戦場を見守っていました。

来年受ける戦士たちでしょうか…どの子も賢そうです。

 

そして、校門にはズラッと塾の先生方が並んでいました。もちろん、他塾の特訓の先生もいらっしゃいました。

 

お母さんと龍之介ちゃんは、事前になんとか他塾の先生と握手ができないものか?と考えていましたが、自塾のメンバーと一緒にいたため、握手してもらいに行けませんでした。

そのときです!

 

o(>ω<。)ノ←他塾の最も尊敬する先生

「がんばってこいよ!!!!!!!!」

 

龍之介ちゃんが最も尊敬する他塾の先生が、龍之介ちゃんに向かって、かなり大きな声で叫んで下さったのです!

お母さんは涙が出そうになりました。

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「先生と目が合った。がんばれ!って叫んでくれた!」

 

(; ・`ω・´)←お母さん

「もう一度戻って、握手してもらいなさいよ?自塾のみんなは校舎に入ったし。」

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「いや、戻っている場合じゃないよ!大丈夫!先生の激励はもらえたから!行ってくるよ。」

 

龍之介ちゃんは、校舎に入っていきました。その後ろ姿は今まで見た中で、一番カッコよく、これまでがんばってきた息子を誇りに思いました。

 

 

他塾の特訓にお世話になる方は今後、最後の握手は難しくとも、先生が本人にだけわかるように激励して下さったりもしますので、ご心配なく…

 

うちの受験は、龍之介ちゃんがどうしても麻布を受けたいと言ったので、受かるか受からないかには関わらず、親としてその挑戦を最後まで応援するものでした。

もちろん、併願校対策は何十年もやりました!!

 

きっと、龍之介ちゃんはこの挑戦をムダにはせず、進学する中学でもがんばってくれることと思います。

 

桜子さんの時代から、このブログを応援して下さり、本当にありがとうございました!

これが最終回となります。

後に、どの学校に進んだか?入学式に向かう空港から?ふんわりとわかるようなわからないようなご報告をするつもりでおります。

 

中学受験が全てではありません!

5日6日までがんばる方がいても、最後まであきらめずにがんばって下さい!!

龍之介も戦っているかもしれません…