(; ̄ー ̄A←集団塾の龍之介担当の先生
「鈴木!10月までに麻布コースに入れなかったら、もう志望校は変えた方がいいかもしれないよ?」
Σ(ㆆ_ㆆ;)←龍之介ちゃん
「…。」
龍之介ちゃんをかわいがって下さる集団塾の担当の先生がおっしゃっいました。
先生はいつも授業のときに、龍之介ちゃんを集中的にあてて下さるそうです。先生のおかげでずいぶん国語もよくなりました。そんな先生がとても言いにくそうにおっしゃったのです。
(ㆆ_ㆆ;)←龍之介ちゃん
「先生が言ってた。」
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「ついにか!」
担当の先生は、10月になったらそろそろ現実に向き合った方がよい!と優しく諭して下さいました。
受験が2回目にもなってくると9月でまだこの位置ならもう無理だろうな…とだいたいわかります。
最後にバタバタとみんなをなぎ倒して成績をあげていき、合格してしまう子どももいるといえばいるのですが、そんなの塾に1人いるかいないかです。
集団塾の先生が10月までとおっしゃったのは当然のことで、お母さんもそこで諦めようと思いました。
その旨を数学塾の先生にもお伝えしました。
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「いや。僕、龍ちゃんは全勝すると思います。」
!Σ( ̄□ ̄;)←お母さん
「…。」
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「計算間違いをしないようになって、本人がもう少し焦りを感じたら、全勝できると思います。いや、全勝させるつもりです。」
未来の全勝している龍之介ちゃんはいったいどことどこを受けて勝つというのでしょうか?
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「集団塾ではタイムリミットが10月なんですね?生徒がいっぱいいるから仕方がないと思います。でも僕は諦めが悪い方なんでね?」
σ( ̄∇ ̄;)←お母さん
「最後まで自塾の麻布コースには入れないままかもしれませんよ?それでも…ですか?」
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「もし本当に受けるなら他は全て合格できる力がついたとわかってから、最後の最後に麻布対策をやって、麻布を受けさせます。」
!Σ( ̄□ ̄;)←お母さん
「すごいプラン!」
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「僕、プロですよ?
2月1日に最高の状態にするつもりです。受けられるか受けられないかは直前に決めたらいいんです。とにかく諦めずに目指しておいたらいいだけです。」
(; ̄ー ̄A←お母さん
プロ、すげー
あと4ヶ月…龍之介ちゃんはどこを受けることになるのでしょうか。