主人は悩んでいました。
(-_- )←主人
「お父さん、昔はモテモテだったのに…」
(￣^￣)←母
「フン！何がモテモテよ。
後ろからみたら、カッパみたいよ？」
！Σ(￣□￣;)←主人
「え？そうなのか？」
( ・ω・)←母
「落ち武者みたいよ？
中途半端に毛がないから、カッコ悪いんじゃないの？
いっそ毎日少しずつ毛をむしって、ズルズルにしてあげましょうか？」
主人は元気を失くしていました。
(-_- )←主人
「会社がストレスで髪の毛が抜けてきたんじゃ？」
( ・ω・)←母
「あ～、出世できないストレスで？」
(￣□||||！！←主人
「な…。」
それから主人は、来る日も来る日も頭皮に良い生活を心がけました。
どんなに遅く帰っても、髪を洗わずに寝ることはありませんでした。
また、髪を乾かして寝る方が頭皮によいと聞いてからは、遅い日もドライヤーで乾かして寝るようになりました。
それに、髪によいとされる海藻も毎日積極的に摂取するようになりました。
飲み薬のハゲ薬をかかさず飲み、主人の父親からプレゼントされた高価な育毛剤を毎日振りかけては頭皮マッサージをしていました。
1ヶ月近く経ちました。
どんなにがんばっても、主人は落ち武者のままでした。
( ・ω・)←母
「今さら努力したって、頭皮がすでに死んでいるから、もう一生生えて来ないわよ。」
(>ω<。)←主人
「く…」
それでも主人は諦めずにハゲ活を続けました。さらにそれから、1週間が経ちました。
(； ･`ω･´)←主人
「おい！なんか、髪の毛が生えてきた気がするんだけど…
ちょっと後ろを見てくれないか？」
(￣ヘ￣メ)←母
「生えるわけないでしょ！
あなたの頭皮はもう死んでしまっているのよ。」
母は主人の頭を見て驚きました。
ハゲた部分からうっすらとうぶ毛が生えているではありませんか。
！Σ(￣□￣;)←母
「は！うぶ毛が…
ハゲからうぶ毛が生えているわ。」
ｏ(*≧∇≦)ﾉ←主人
「やったぁ～諦めずに努力してきてよかったよ。」
(￢_￢)←母
「フン。この努力を高2、高3のときにしていれば…現役でもっとよい大学に入れたんじゃないの？」
(￢_￢)←主人
「お父さんは大学がどこであろうとモテモテだったと思う！
おまえと違って…」
(￣^￣)←母
「フン！」
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