(ㆆ_ㆆ)ノ←弟
「◯◯の兄ちゃんは、獣医さんらしい。」
Σ(*￣ー￣)←母
「え？医学部じゃなくて？」
(ㆆ_ㆆ)←弟
「そ。獣医学部。」
(*￣∇￣)ノ←母
「いいじゃない♡
お母さんは、これからは獣医さんの時代なのでは？とちょうど思っていたのよ。」
(ㆆ_ㆆ)←弟
「俺文系だから、無理なんじゃね？」
(;￣ー￣A←母
「あら、そうだったわね。」
母は以前、獣医学部を娘のために調べて、その難しさにあきらめたばかりでした。
ところがまた息子が獣医学部の話をしたので、あちこちで聞いてきた話をしました。
友人から聞いた話です。
(*￣∇￣)ノ←友人
「親戚に獣医さんがいるんだけどね？大きい動物を専門にしていて、JRAに勤めているの。馬のお医者さんをしているのよ？
今はもうかなり偉くなってしまったから、現場で獣医さんをしているかはわからないけれど…」
(； ･`ω･´)←母
「ふーん。」
また、違う人はこんなことを言っていました。
(*￣∇￣)ノ←違う人
「お友達が、大きな動物専門の獣医さんでね？
家畜の牛とか競馬の馬とか動物園の動物とかを見ているんだって？
大きな動物専門の獣医さんは人手不足なんだって。
彼女は動物病院を開業することなく、訪問診療で◯千万も稼いでいるわよ？」
(;￣ー￣A←母
「あら、すごいわね。」
母の母親がこんなことを言っていました。
(*￣∇￣)ノ←母のお母さん
「お友達のお嬢さんが獣医さんなんだけどね？
市役所で働いていたわよ？市の動物に関する何かをしていたのよ。何かを。」
(ーー;)←母
「何かって、何？
ざっくり過ぎてわからないけれど、市役所にも働く場所があるってことか。」
(*￣∇￣)ノ←母
「このように、聞いだけでもたくさん働く場所があって、安定したすばらしい国家資格だと思うの。
お母さんは、獣医さんを目指すのには賛成よ？」
(ㆆ_ㆆ)←弟
「俺は無理だと思う。」
Σ(￣ロ￣lll)←母
「え？どうして？自分が文系だから？
そらあ、難関だけど、今からがんばれば、なんとかなるかもしれないじゃない！」
(ㆆ_ㆆ)←弟
「いや、俺は極度の猫アレルギーなんだよ。」
(￣□||||！！←母
「ね…猫アレルギー」
(ㆆ_ㆆ)←弟
「動物の毛が目に入ったら、目が痒くて痒くて仕方がないんだよ。猫とか犬とか本当は好きなんだけど、痒いからさわることもできないんだよね。」
(*￣ー￣)←母
「それ致命的ね。たとえあなたが理系であったとしても、絶対に獣医さんにはなれないじゃないの…」
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