結婚したばかりのとき、大学受験の話になりました。
(*￣∇￣)ノ←母
「お父さんは、Y国立大学を前期で受けたの？後期で受けたの？」
Σ(￣ロ￣lll)ビク！←主人
「そりゃあ、お前、後期だよ。」
(*￣∇￣)ノ←母
「そうなんだぁ。じゃあ、前期はどこを受けたの？」
Σ(￣ロ￣lll)びくびく…←主人
「え？河合塾では一橋コースにいたんだよ。」
( ・ω・)←母
ふーん。うちの主人は一橋大学落ち、Y国立大学後期だったのか…
(^_^;)←主人
それから15年経って、
一橋大学を目指す友人が、値上がりする学費のことに言及していたので、前期で一橋大学を受けたらしい主人に、聞いてみました。
(*￣∇￣)ノ←母
「お父さん！
友人が一橋大学を受けるんだって。でね、学費が私学並みに値上がりしているんだって。お父さんが受けた時代は学費は安かったの？いくらくらい？」
(;￣ー￣A←主人
「え？どうなんだろう？
学費のことは、俺、わからないよ。親が見ていたんじゃないかな？」
( ・ω・)←母
「あら、そ。」
それからまた違うときにも、お父さんが前期で受けたらしい一橋大学について尋ねてみました。
(*￣∇￣)ノ←母
「お父さん！友人の子供さんがね？一橋大学は学部が少ないから、京大を目指そうかな？って言っているのよ。
お父さんは何学部を受けたの？で、受験科目は何科目だったの？」
(;￣ー￣A←主人
「う…ご飯まだ？」
Σ(￣ロ￣lll)←母
「あら！ごめんなさい。すぐにご飯を出すわね？」
それからまたしばらくして、娘が言いました。
(*￣∇￣)ノ←娘
「やっぱ、情報の学部に行きたい！」
Σ(￣ロ￣lll)←母
「情報？医学部並みの人気と倍率で、偏差値が他の学部よりおおよそ5は上なんだよ？難関よ？大丈夫？」
(； ･`ω･´)←主人
「情報？Y国にも情報の学部があるよ？お友達がそこから、□□□に就職したんだよ。いいんじゃないの？Y国の情報！」
(*￣ー￣)(*￣ー￣)←母と娘
「Y国か…」
(； ･`ω･´)←主人
「なんだ？おまえら。」
(;￣ー￣A(;￣ー￣A←母と娘
「いや、じゃあ、Y国の情報で考えてみようか？」
主人はY国の前期試験について、詳しく話してくれました。
(*￣∇￣)ノイキイキ←主人
「Y国の前期は、この科目とこの科目とこれで受けられるから～とりあえず前期をこの科目で受けて～
あ！こんな受け方やあんな受け方もあるはずなんだよ。」
(*￣ー￣)←母
やたら、詳しいわね。Y国の前期に。
↑心の声
Σ(￣ロ￣lll)←母
は！主人は、前期もY国だったんじゃないかしら？
↑心の声
(； ･`ω･´)←母
「あなた！もしかして、前期もY国を受けたんじゃないの？」
Σ(￣ロ￣lll)←主人
「は！どうして、それを。」
(*￣ー￣)←母
「20年間、ずっと前期で一橋に落ちたのかと思っていたわ。」
(>ω<。)←主人
「俺はウソなんてついてないよ？
河合塾の一橋コースにいたって言ったら、お前が勝手に前期に一橋を受けたと勘違いしただけじゃないか！」
(;￣ー￣A←母
「早く違うって言えばよかったのに。
で、前期で受かったの？」
(>ω<。)←主人
「いや、前期のY国に落ちてしまったんだよ。」
Σ(￣ロ￣lll)←母
「えー！！じゃあ、どうやってY国に？」
(； ･`ω･´)←主人
「だから、本当に後期のY国で受かったんだってば。」
(ーー;)ほっ←母
「あら、それはよかったわね。
で、もしY国に受からなかったら、どこの大学に進学するつもりだったの？」
(;￣ー￣A←主人
「◯◯◯◯大学に。」
( ・ω・)( ・ω・)←母と娘
「ふーん。後期で受かってよかったんじゃないの？」
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