母は中学受験の模試のときに、道で配られる大学受験予備校のパンフレットを大切に保管していました。そして、ついにそれを見るときが来たのです。
もらったパンフレットの中には東大受験専門塾、鉄緑会のパンフレットも紛れ込んでいました。
ポイ!
(  ̄ー ̄)ノ彡□←鉄緑会のパンフレット
「鉄緑会は必要ないわね!」
鉄緑会のパンフレットは関係ないので、一番によけました。
一流の塾に入って、落ちこぼれることはもうしたくないのです。
中学受験塾で例えるならば、サピックスの底辺にいるくらいなら、近所の栄光でトップになろう!と決めたのです。
しかし、中学受験の模試で配られたパンフレットは、都内難関校御用達の一流予備校のものばかりでした。
ポイ!
(  ̄ー ̄)ノ彡□←平岡塾
「無理!」
ポイ!
(  ̄ー ̄)ノ彡□←Jプレップ
「難しい!」
ポイ!
(  ̄ー ̄)ノ彡□←SEG
「もっと無理!」
(; ・`ω・´)←母
「凡人が通う塾のパンフレットはないのかしら?」
そこには近所の予備校のパンフレットなどありませんでした。最後に残ったのは、受験の王道、駿台と河合塾のパンフレットのみでした。
(; ・`ω・´)←主人
「大学受験は情報戦でもある!大手にしよう!」
Σ( ̄ロ ̄lll)←母
「あら!あなた!いつの間に?」
いつの間にか、主人も予備校選びに参加していました。
※娘は不参加
(* ̄∇ ̄)ノ←主人
「やっぱ、河合塾だろ。」
(; ・`ω・´)←母
「え?河合塾って、私立専用の予備校なんじゃないの?うちの娘は国立を目指しているのよ?」
(; ・`ω・´)←主人
「いや、河合塾でも国立に行った奴はいっぱいいたから!」
(ーωー)←母
「あら、本当?河合塾だったら、Y国立大学にしか受からないんじゃないの?」
※Y国大の方、河合塾の方、すみません。
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻←主人
「東大もおったわー!!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻←母
(>ω<。)←主人
「きー!内部推薦のくせに!」
次の日、駿台に電話をして聞いてみました。
駿台には、賢い子専用校舎や医学部専用校舎があるようです。もちろん、普通の校舎もあります。
(* ̄∇ ̄)ノ目←駿台の受付の方
「普通校舎の下のクラスからでも、早慶を受けるレベルまで持っていくつもりですよ。」
Σ( ̄ロ ̄lll)←母
(* ̄∇ ̄)ノ←母
「あと質問なんですが、パンフレットのここに親族が駿台出身なら、入学金が安くなるって書いてありますけど、親族が25年前に駿台生でした。それでも適用されますか?」
(* ̄∇ ̄)ノ←駿台の受付の方
「はい!お名前とどんなご関係かを言ってもらえたら、お安くなりますよ!」
(; ・`ω・´)←母
「すごいな。それ。」
次に河合塾にも電話をしてみました。そして、気になって入学金のことも聞いてみました。
(* ̄∇ ̄)ノ目←母
「主人が河合塾だったんですが、入学金がお安くなったりするのでしょうか?」
(* ̄∇ ̄)ノ目←河合塾の受付の方
「ご親族が河合塾という特典は、10年以内だったら適用されるんです。ご兄弟は使えますが、親御さんだと無理ですね。」
(  ̄ー ̄)←母
「あら…」
主人が帰ってから話しました。
(* ̄∇ ̄)ノ←母
「やっぱ総合的に考えて、駿台じゃない?」
(; ・`ω・´)←主人
「また、その話か?
俺は、河合じゃないとお金払わないから。」
(>ω<。)←母
「なんて汚い手を!この卑怯者!!」
(; ・`ω・´)←主人
「絶対に、駿台には通わせないからな!」
(; ・`ω・´)←母
「娘をY国立大学には絶対に行かせないから!!」
結局このあと、何度も話し合いを重ねましたが、両者が歩み寄ることはありませんでした。それゆえ娘は、駿台に入ることも河合に入ることもできませんでした。
母は思いました。
(; ̄ー ̄A←母
もうこの二つの塾とは違うところを考えるしかないわね。残る大手は、東進と代ゼミか。
(; ・`ω・´)←母
林先生の映像授業を見てみたいし、東進かな。
母は、ミーハーな気持ちで東進の体験に電話をするのでした。
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