親族が言いました。
「家に帰ると、だいたい娘がいやいやプリントをやらされていて、
『こんなプリントもできないの?!あなたはお父さんに似たのね。お父さんが東大や京大を出た医者じゃないから、あなたがバカなのよ!!』
と娘が嫁に言われているんだよ。」
(; ̄ー ̄A←母
あら、お宅も…
その人の友人に、夫婦ともに国立医学部を出た医者がいるそうです。
「そこの家の子、野放しなんだよ。」
「へー。母の知っている開業医の奥さんはみんな、小さいころから子どもを潰すほど勉強させていたよ。女医さんは忙しいから、子どもにかまえないのかな?」
「いや、潰したくないから、子どもを信じてあえて放任主義にしているらしい。本人がヤル気になるまで待つんだって。」
「斬新な教育法だね。」
その医者夫婦の子どもさんは、小さい頃から野山を駆け回り、プリント漬けにされることなく、小学校受験をさせられることもなく、のびのびと幸せに暮らしていました。
小学校高学年になったその子の様子を聞きました。
「やはり、全く勉強をしていないらしい。毎日毎日漫画ばかり読んで、どうしようもない成績なんだって!とても、中学受験なんてできないよ!とパパ医者が嘆いていたよ。」
「ふーん。やはり、幼少期からプリント漬けにしないといけないのかな?
で、その女医さんママはなんて?」
「いつか、やる気になるまで、放っておけばいいのよ!と言っているらしい。」
「あー。もうそれ、手遅れになるんだろうね。やっぱり、エリート教育の王道は早期プリント漬けなのかもよ?」
「子どもを潰すリスクはあるものの、一番無難な教育法なんじゃない?」
それからまた何年か経ちました。
「あの医者夫婦の子どもが、○○高校に入ったらしい。」
○○高校は偏差値70の高校です。
「えー!!!」
「中3の夏から、ヤル気になったんだって。」
「ヤル気になって、半年で〇〇高校に?それまで、死ぬほどプリントをさせられてきた疲れた子供たちをごぼう抜きにして、入ったんだね。」
やはり、母親が国立医学部を出ている子どもは、ポテンシャルが高いようです。
(ーー;)
遺伝すご!
その子のパパ医者は言ったそうです。
「あえて放任主義を貫いて、よかったよ~。今から医学部を目指すとしても、まだまだ余力があるからね~」
本人の余力だけではありません。
親の金銭的余力も残っているはずです。
母は思いました。
早期教育、意味ねー!!
と
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