東大生の親の年収は大半が950万円を超えていると言われています。お金があれば賢い子が作れるということでしょうか？
あるいは、親の学歴が高いから高収入なだけなのでしょうか？
昔、通っている習い事に開業医の家のお子さんがいました。
(*￣∇￣)ノ←開業医の奥さん
「お金ならある！できるだけ習い事をして、子供全員医者にするわよ？」
その家にはお金が有り余っていました。
たぶん…
小学校は遠くの私学に通っていた上、平日の放課後は習い事で埋め尽くされていました。
その子と土日の習い事で会ったときに、ママが言いました。
(*￣∇￣*)←開業医の奥さん
「今日は、この習い事で三軒目よ？
朝から家庭教師が来てくれて、それが終わったらバイオリンの先生が来てくれて、今からこの習い事なの！
そして、この習い事が終わったら次はスイミングよ？」
(￣□||||！！←母
「ヒィィィィィ！！」
(*￣∇￣*)←開業医の奥さん
「送るだけでも疲れるわ。」
(ーー;)←母
いや、やっている本人が一番疲れるでしょうよ。
その家のお子さんは、いつ見ても疲れていました。
他の習い事をしていない、地元小学校に通う貧しい？子供さんたちの方が、余力があってか？よくできていました。
(;￣ー￣A←母
やりすぎはいかんな…
母の母親が以前、こんな話をしていました。
(； ･`ω･´)←母の母親
「中学受験のときに、塾が一緒だった人たちと、大学に入ってから会ったことがあるの。
◯◯くんって子がいたんだけどね？お母さんはいつも地味な格好をしていて、少し貧しそうだったのよ。学費のために国立の中学に入ろうとしたんだけどね？国立は受からなかったの。で、仕方なく超難関の私立に入ったのよ。
歳の離れたお姉さんも働いて、◯◯くんの学費を助けたんだって。」
(*￣∇￣)ノ←母
「へー。一家で苦労したんだね。で、◯◯くんは、どこの大学に入ったの？」
(； ･`ω･´)←母の母親
「現役で…旧帝の医学部に。」
(￣□||||！！←母
「えー！！あの旧帝の医学部に現役で？」
(； ･`ω･´)←母の母親
「そうなの。
そして、次に貧乏だったうちの息子が国立◯◯大学の医学部に。
塾の他の子たちは、みんな大金持ちの家の子だったんだけど、がんばれなかったみたいなの。
いやむしろ、貧乏だったからこそ、◯◯くんとうちの息子は死に物狂いで勉強できたのかもしれないわ。
お母さん、受験は貧しい家の子が勝つと思っているのよ。」
( ・ω・)←母
「じゃあ、東大の親の年収の話とは違ってくるね。」
(*￣∇￣*)←母の母親
「あ！貧し過ぎたら勉強どころじゃないかもしれないから、ほどほどに貧しいくらいがベストなのかもしれないわね。」
( ・ω・)←母
「ふ～ん…」
娘の友人で、国立医学部を目指している子がいます。本人は、いつも言っているそうです。
(*￣ー￣)←国立医学部を目指す友人
「親に負担はかけられないから、予備校にはいけないわ。浪人はできない！現役で受からないと！」
彼女は、高校に入ってから毎日、朝から晩まで一人で勉強しています。
( ￣ー￣)←母
塾漬けのエリートもがんばっているけれど、自分の力だけでがんばる貧しい家の子が報われる受験制度であってほしい。
と母は強く願うのでした。
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