三年くらい前に母が、働いていたパート先に中国人の浪人生がいました。
彼は、日本のMARCHを目指して勉強していたのです。
仕事が暇な日に、その中国人浪人生に詳しく聞いてみました。
(* ̄∇ ̄)ノ←母
「何人かでシェアして住んでいるの?」
「いえ、一人で暮らしていマス。」
「遠いところから来ているの?」
「すぐそこのマンションに暮らしていマス。」
(; ・`ω・´)←母
「すぐ、そこ?」
そのバイトは、世田谷区の一等地にありました。
日本人のパートさんは皆、少し遠くから電車に乗って通っていたのに、その中国人の浪人生はその辺りに一人で暮らしていたのです。
(-_-#)
お金持ちなのかな?
(* ̄∇ ̄)ノ←母
「どうして、日本にきたの?」
(* ̄∇ ̄)ノ←中国人浪人生
「中国の大学は入るのがとても難しいのデス。MARCHに入るために日本に来まシタ。日本のMARCHは余裕!って中国で言われていマ~ス。」
(-_-#)←母
余裕って…
コロナ以前の三年ほど前、中国の富裕層?の間では、中国の大学に入るのは難しいから、高校を出たら日本に来て、二年くらい日本語を勉強してから、日本の大学を受けるということが、盛んに行われていました。
本当の富裕層は、日本ではなくアメリカの大学に進学しているとも言っていました。
近くて治安のいい日本は人気の進学先だったようです。
東大や早稲田が人気だと言います。
中でも、マーチは穴場?として大人気だとか…
その子の1日はこうです。
午前中は中国人専用大学受験予備校で勉強をして、昼は日本語を習得するためにバイトをして、夜はまた勉強をしているんだそうです。
本当はバイトをしなくても、親がたくさんの仕送りをしてくれるのですが、中国人専用大学受験予備校の先生が、バイトをして日本語を習得するように!とおっしゃっているようです。
(; ・`ω・´)←母
「もしや、君は中国の富裕層なの?」
(* ̄∇ ̄)ノ←中国人浪人生
「いえ。たいしたことはありまセン。僕の父は○○省のテレビ局に勤めるサラリーマンデス。」
「え?テレビ局は、エリートなんじゃ?」
「中国で一番偉くてお金持ちは、政府で働く人デス。」
「中国も官僚が偉いのか…。」
母は思いました。
中国にもっと大学を増やしてほしい!
限られた日本のMARCHの枠を…
うちの娘の大切なMARCHの枠を…
中国から取りに来ないでほしい!
と。
このお話はコロナ前のお話です。もしかすると、今は中国人受験生が減って、マーチも少しは入りやすくなっているのかもしれません。
↓毎回、このブログが動画の台本になっています!
↓ここから大学受験ブログランキングに移ります。