(>ω<。)←お母さん
「先生!算数がどうにもならないので、麻布コースをやめてきたようです。」
(; ̄ー ̄A←数学塾の先生
「龍ちゃん、あきらめるのまだ早いわ。志望校を下げるのはいつでも下げられるのに。
塾のテストの直しをしているうちに、上がってくるかと思ってたけど、あかんな。やり方変えよか?基礎の基礎をやった方が早いかもしれん。次からは僕が教材を用意しますね?」
( ・`ω・´)←お母さん
「ん?基礎は今までもいっぱいやってきましたけど?」
(; ̄ー ̄A←数学塾の先生
「ちゃうで!その塾の基礎は全然、基礎ちゃうから!基礎の基礎はとばす塾なんよ。龍ちゃんはそこが抜けてる。
一番土台になるところの理屈が抜けてるから、やってもやっても積み上げられへんねん。」
(>ω<。)←お母さん
「それをやれば、難しいところまでわかるようになるんですか?」
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「つながってくると思う。つながってくれば、応用も解けるようになる。応用ってただ文章が長いだけやから!」
( ・`ω・´)←お母さん
「なるほど。じゃあ、先生に教材も全てお任せします。」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「あと、理科社会で偏差値を稼いでみようかと思うんですが、まだ早いですか?」
(  ̄▽ ̄)←数学塾の先生
「いや、ええんちゃう?苦手科目をカバーするために得意科目をやるんよ。4科の偏差値が麻布コースの資格に届くためには、理科と社会の暗記で偏差値を稼ぐのがてっとり早いかもしれん!」
( ・`ω・´)←お母さん
「全部暗記するにはまだ時間がかかるので、ヤマをかけてもらえませんか?公開理科の過去問を束で持ってくるので、6月はどの辺りが出そうか当ててもらえませんか?」
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「ええよ?束で持ってきて。ヤマかけてみるわ。」
龍之介ちゃんは小6の6月に、算数の基礎の基礎をやることになりました。
( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「お母さん、心配せんといて下さい。本当に簡単な問題をさせるけど、無駄なようで全てがつながってきますから!今までもみんなそうやったから。わかるようになります!」
(; ̄ー ̄A←お母さん
そういえば、桜子さんのときも簡単な問題集を4冊して成績が上がったことがあったなぁ…