(๑¯∇¯๑)←桜子さん
「代数のテスト、学年で一番だった!」
((((((゜ロ゜;←お母さん
「え?桜子さんが?」
夏休み明けの代数のテストで、桜子さんは学年で一番になりました。(代数だけ)お母さんはこの一件で舞い上がります。
( ̄ー ̄)ニヤリ←お母さん
桜子さんは理系に違いない!
就職安泰だな。
(ΦωΦ)←妄想開始。
ん?でも、もし医学部に行きたいとか言われたらどうしよう。
(゜-゜*;)オロオロ(;*゜-゜)←妄想の世界のお母さん
国立の医学部にいける頭ではないし…また死ぬほどの努力をして、私学の医学部ならまだ可能性がなくもない。かといって私学の医学部に行くお金はうちにはないし…
お母さんは悩みました。そこで、お父さんにも相談をしてみました。
(๑¯∇¯๑)←お父さん
「桜子さんが医学部に行きたいのであれば、東京の家を売って、それを医学部にいく資金にして、僕たちの老後は地方の小さな家に住めばいいじゃないか!」
(≧∇≦)←お母さん
「そうよね。仕方ないよね。」
資金の話はついたので、桜子さんに話をしてみました。
(o゜▽゜)o←お母さん
「桜子さん。お金のことで進路を諦めることはないよ?桜子さんがもし医者になりたいのであれば、お母さんたちは家を売ってでも医学部に行かせてあげようと思っているからね?」
(ㆆ_ㆆ)←桜子さん
「え?」
(ㆆ_ㆆ)←桜子さん
「医者とか興味ないし」
(*゚∀゚)←お母さん
「え?そうなの?じ…じゃあ、獣医さんとかどうよ?」
(ㆆ_ㆆ)←桜子さん
「動物嫌いなんだよね〜」
(¯―¯٥)←お母さん
「あ…え…じゃあ、薬剤師さんはどうよ?」
(ㆆ_ㆆ)←桜子さん
「ないわ〜」
(ーー;)←お母さん
「設計士は?あ!大学の研究室に残るとか…」
↑思い浮かぶ理系の職業をとにかく言ってみる
(๑¯∇¯๑)←桜子さん
「声優さんかな。あ、あとアニメ映画制作するとか…」
(¯―¯٥)←お母さん
やっぱり、そっち系か…
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「俺は、任天堂に勤めたい。」
(¯―¯٥)←お母さん
あんたはそっちか…
ムダに悩んだお母さんでしたが、後に返された代数のテストは1位ではなく2位でした。しかも、2位には何十人もいました。
(-_-;)←お母さん
悩んで損したわ…
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「移籍したら、本気だすから!」
本気を見てみたいものです…(¯―¯٥)