龍之介ちゃんの塾では、毎回小テストがあります。
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日のテストは、78点だった。」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日は、64点だった。」
と、報告されます。
龍之介ちゃんが新しい席になってからは、
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日のテストは71点だけど、本当は81点。」
(ㅍ_ㅍ)←お母さん
「ん?なんで?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「隣の子が引き算を間違えたんだよ。」
( ¯−¯٥)←お母さん
「あ…そ」
隣の女の子が採点をしてくれて、引き算を間違えたようです。でも、そんなことは今までにもたくさんありましたし、龍之介ちゃんも間違っているだろうから、お互いさま!くらいにしか思っていませんでした。それに、最後はどうせ先生が採点し直して下さるので、隣の子の採点ミスなど、気にしたことがありませんでした。
ところが…
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日のテストは80点だけど、本当は84点。」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日のテストは88点だけど、本当は82点。」
毎日毎日、そんな報告をされました。
ある日、社会で1問間違いということがありました。
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「今日のテストは96点だった!!」
と喜んでいたのもつかの間、採点し直して返されたてみたら、78点でした…
(;^_^A←お母さん
「全然違うじゃない…」
その隣の子の毎日毎日の採点ミスに、だんだん不信感が募ってきました。
(-_-#)←お母さん
「その隣の子…バカなんじゃないの?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「知らん。」
もはや、隣の子が採点してくれる点数など聞いてもなんの意味もありませんでした。
そんなある日、龍之介ちゃんが算数で28点を取ってきてしまいました。
(||゜Д゜)ヒィィィ!←お母さん
「28点…」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「どうせまた、◯◯さんがミスしたんだよ。」
((((*゜▽゜*))))←お母さん
「そっか!また隣の子が採点ミスしたんだね。じゃあ、この点数は気にしないでおくよ。」
何日か経って、その28点を先生が採点し直して返して下さいました。
(-_- )←龍之介ちゃん
「結局、28点だった…」
((((((゜ロ゜;←お母さん
「採点ミスでななかったのか…」
(╥ω╥`)(╥ω╥`)←お母さんと龍之介ちゃん
「そこは、採点ミスしておいてよ。」