龍之介ちゃんは生き物を触ることができません。
小さいときから、虫取り、ザリガニ釣り、魚釣り…と何度も何度も連れて行きました。
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「お母さん!虫取れた!網から取って!」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「お母さん!お魚釣れた!針から取って!」
取っても釣れても、龍之介ちゃんが触ることはありませんでした。
生き物を飼ってもみたのですが、
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「お母さん!カブトムシがひっくり返っているよ?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「お母さん!イモリが石に挟まって出られないみたいだよ?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「お母さん!亀がひっくり返っているよ?」
龍之介ちゃんが触ることはなく、お母さんがくぬぎチップをかきまぜたり、水槽の水を変えたりしていました。
(-_-#)←お母さん
「やるだけのことはやったけど、結局、生き物を触ることができない子供に育ってしまった。」
虫取りに行ったこと、魚釣りに行ったこと、それに生き物を飼っていたことになんか意味があったのだろうか…
小4で塾に入ってから…
(*゜ロ゜)←お母さん
「うわ!昆虫…全問正解。」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「昆虫、得意なんだよね~キモいけど」
(;^_^A←お母さん
「触れないじゃない。」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「触れないけど。昆虫の単元は間違える気がしないんだよ。」
あちこち連れて行ったこと、たくさん生き物を飼って、お母さんが世話し続けたことに少しは意味があったようです。
今日、龍之介ちゃんは家の裏口から帰ってきました。
(o゜▽゜)o←お母さん
「おかえり。あれ?なんで裏口から帰ってきたの?」
ヒイィィ(゜ロ゜;三;゜ロ゜)ヒイィィ
「友達が、お玄関に死んだセミを投げこんできたんだよ!これからは裏口から出入りするよ!」
(-_-#)←お母さん
これだけ昆虫が嫌いなのに、なぜ昆虫の単元が得意になったのでしょうか???