オプション算数の授業には、いろいろな成績の子がいます。
龍之介ちゃんは、今回の席替えで最上位クラスの女の子と隣の席になりました。
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「隣になった福田、めちゃくちゃおもしい女子なんだよ。算数だけができなくて、普段の授業では1組なんだって。」
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「え?あんたと同じくらいの算数力で最上位クラス?女子で??」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「国語がすごいらしい。女子学院を目指しているんだって。」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「算数が悪くても1組って…何?国語偏差値が70くらいあるのかな?」
それからも毎週、福田さんと楽しく算数オプション授業を受けていました。
(ーωー)←お母さん
龍之介ちゃんが、女子の話をするなんて珍しいわ。福田さん、可愛いのかな?
いっそ、相手にしてくれなくてもいいから、龍之介ちゃんが福田さんを好きになってくれればいいのに。そうすれば…
(♡_♡)←龍之介ちゃん
「俺も福田と同じ1組に行きたい♡がんばる♡」
となって、見たこともない力を発揮するのかもしれません。
さらに、こんなことを言って畳み掛けてみました。
( ・`ω・´)←お母さん
「その成績のままいけば、間違いなく福田さんは女子学院に受かるよ?そのとき、あんたも麻布や海城に受かっていれば、女子学院の文化祭に行きたい!って、ラインしやすいよね?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「いや、別に女子学院の文化祭に行きたくないんだけど…」
!Σ( ̄□ ̄;)←お母さん
「う…!今はまだ行きたくないかもしれないけれど、そのうち行きたくなるのよ!可愛い女子校の文化祭に!」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「ふ~ん。その頃、俺は鹿児島や北海道にいたりして。」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「そうなったら、もう大学生になってから連絡すればいいんじゃない?福田さんは東大に入ってしまっているかもしれないけれど…」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「あー。福田、東大入ってそう!」