子供が小さいときに、同じ社宅の先輩ママが言いました。
(* ̄∇ ̄)ノ←同じ社宅のママ
「私、明日からパートに出るのよ?
実は私、薬剤師なの。薬剤師の国家試験ワースト1位の◯◯大学薬学部を出ているのよ?」
( ̄▽ ̄;)←母
「え…あのFラン大学の?」
(* ̄∇ ̄)ノ←同じ社宅のママ
「偏差値の低い大学だったから、頭の悪い友人たちと毎日必死になって勉強したわ。
やっとなれた薬剤師だもん。復帰したいじゃない?
今はお薬も増えているから、早く復帰しないと!」
(; ・`ω・´)←母
「薬剤師って、すぐに採用されるんだね。
で、何時間くらい働くの?」
(* ̄∇ ̄)ノ←社宅のママ
「週に2回、4時間働くだけだよ!
時給が2500円だから、働き過ぎると社宅を追い出されちゃうじゃない。」
(; ̄ー ̄A(; ̄ー ̄A(; ̄ー ̄A
「時給…2500円…
Fラン大学なのに…」
母がその後ついた仕事は、時給千円のバイトばかりでした。
(; ・`ω・´)←母
「大学名じゃないわ!
Fランでもいいから、理系学部に入らないと!!」
それを機に子供たちは、そろばんみたいな習い事を始めました。また、ナンプレみたいな習い事も始めました。さらに、ピアノもしていました。
そして、隔週であちこちの科学館にも通いました。
地域の実験教室、図書館での折紙教室にも月一で参加していました。
多少聞こえのいい大学であっても、文学部を出た内部進学など、企業は求めていないのです。
母は自分の人生を通して、そのことを感じ取りました。
文系の親ががんばって理系の子どもを育てたわけですが、
高2になるとこんなことになります。
(; ・`ω・´)←娘
「この極限の問題がわからないんだけど…」
Σ( ̄ロ ̄lll)←主人
「きょ…極限?
俺、数3は教えられないよ…」
(¬_¬)←母
「あら、Y国の文系学部を数学受験したんじゃななかったの?」
(; ・`ω・´)←主人
「じゃあ、おまえが教えてみろよ!」
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻←母
「お母さんは数学が2だったのよ!
わかるわけないじゃないの!」
( ・ω・)( ・ω・)
「え…数Ⅱ?」
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻←母
「違うわよ!数Ⅰの成績が2よ!」
( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)
「…。」
親の威厳を保つことは、難しくなります。
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