鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

中学受験も大学受験も最後はプロ家庭教師?

母は普段、教育のバイトをしています。

その日バイトが休みだったので、ブログを書いたり動画を作ったりして過ごしていました。 

すると、LINEが鳴りました。

「鈴木さん!今日、バイト休み?」

 

中学受験で小6の子どもを持つママが、志望校をどうするか悩んでいるというのです。

急いで指定された場所に向かいました。

 

「大手塾の志望校特訓に行こうか、すごい個別に行こうか、あれこれ悩んだけれど、

プロ家庭教師をつけることにしたわ!」

「え?プロ?」

「そ。プロ家庭教師!」

「なぜ?」

「友人が最大手塾の1組にいるんだけど、1組の子どもの2割が本当の天才なんだって。あとの8割はお金の力だって言うのよ。」

「え?」

「残りの8割には、プロ家庭教師がついているって言うの。」

「えー!」

「中学受験を制するのは、少しの天才とお金のある者なんだよ!って言われたの。」

 

(-_-#)

それで、中学受験はダメだったのか…


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プロ家庭教師は、授業でわからなかったところを埋めていってくれるそうです。

また、わかっていないところを見つけて、わかるようにしてくれる!とも言うのです。

 

母はそのとき、昔、開業医の奥さんが全く同じ内容の話をしていたことを思い出しました。

「おなかにいるときから胎教をやったり。生まれたらすぐに幼児教室へ行ったり、最高の塾に行かせたり、いろいろしてきたけれど、

大学受験の最後にプロ家庭教師をつけたの。

成績がどんどん上がったのよ!それまでの教育は何もいらなかったわ。

あなたも、全部貯金しておいて、高3でプロ家庭教師をつけなさいよ?」

 

そこの子供さんは無事、医学部に合格しました。

 

母は思いました。

呼び出してくれた友人も、最大手塾の1組の人も、開業医の奥さんも、プロ家庭教師を雇える豊かな暮らしをしているのです。

 

友人が言いました。

「鈴木さんも今からつければいいじゃない?プロ家庭教師!旧帝大にいけるかもしれないわよ?」

 

「え…お金ないし。駅弁大学でいいかな。」

 

母はマーチ乱れ打ちの軍資金を使って、プロ家庭教師を雇おうか悩むのでした。

 

受験はお金持ちに有利なようです。

 

 

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