夏休みが始まり10日近く過ぎました。龍之介ちゃんは4月から1日も休んでいません。塾のない日は数学塾にいっていたので、必ずどちらかの塾には行っていたことになります。
ここ何日か、計算は遅いし覚えは悪いし小テストもいまいちだし、覇気がないように見えました。
もう限界なのかもしれません。
(; ̄ー ̄A←お母さん
「疲れているんじゃないの?」
(×_×)←龍之介ちゃん
「いや!疲れてないよ?」
(ーー;)←お母さん
「え?本当に?」
(×_×)←龍之介ちゃん
「大丈夫!今が一番大事なときだから…」
お母さんは、この辺りで一度息抜きさせなければならないと感じました。
できたら、勉強のあとナイトプールに行きたいと考えました。としまえんやよみうりランドのプールは夜9時までです。都心のホテルのプールもだいたい夜9時まででした。
10時や11時まで開いている区民プールもあるのですが、うちからは遠いのです。
遠いと移動時間が無駄です。近くで11時までやっているプールはないものか考えました。
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「あ!スポーツジムのプールはどうだろう?」
調べてみると、スポーツジムのプールは夜11時まで開いているようです。お父さんの会社の福利厚生を使えば、会員にならなくても一回ずつのお金でスポーツジムのプールが使えるそうです。
お母さんはプールの準備をして、龍之介ちゃんを塾に迎えにいきました。
(  ̄▽ ̄)←お母さん
「おかえりぃ。今から息抜きのためにプールに行こうよ?お母さん、たくさん調べてプールの準備もしてきたから!」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「え?息抜きなら、バッティングセンターに行きたいんだけど!」
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「え?バッティングセンター?夜中までやっているのかしら?今からすぐにお父さんに調べてもらうわ!」
お父さんがすぐに調べてくれて、近所に夜中までやっているバッティングセンターがあるとわかり、急いで三人で向かいました。
Σ( ̄ロ ̄lll)Σ(ㆆ_ㆆlll)Σ(๑¯∇¯๑lll)
「あ!営業していない。」
どういうわけか、夜中までやっているはずのバッティングセンターはその日、営業していませんでした。
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻←お母さん
「ちゃんと調べんかーい!」
限界を迎えた龍之介ちゃんはどうなってしまうのでしょうか?