鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

『車輪の下』は受験のお話

桜子さんは今、数学と英語の先取り勉強とお友達と遊ぶ以外は、ぼーっと暮らしています。

 

(-_- )←桜子さん

ぼーっ

 

(o゜▽゜)o

「桜子さん!入学前に読書をしなさいって学校に言われているから、ヘッセの『車輪の下』を読んでみたら?」

 

(-_- )←桜子さん

「え~面倒くさい。」

 

(o゜▽゜)o

「これ、受験のお話なの。村1番の天才が、泊まりで開成を受けに行くような話よ。それはそれは、死ぬほど勉強をして受けに行くの!」

↑本当はドイツの神学校を受ける話ですが、興味をひくように説明しました。

 

((((*゜▽゜*))))←桜子さん

「え?」

 

(o゜▽゜)o

「お父さんが付き添ってね、おばさんの家に泊めてもらってね、開成みたいなとこを受けるわけよ。お父さんが嬉しそうでさ~」

 

(๑¯∇¯๑)←桜子さん

「なんか、今でもありそうな話だね?」

 

(≧∇≦*)

「でしょ~!」


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そして、桜子さんは『車輪の下』を読み始めました。

受験を経験したばかりの桜子さんにとって、この話はおもしろいようです。

死ぬほど勉強をした!という部分で主人公のハンスに共感できるようです。

まあ、ハンスはもっとずっとエリートなんですが… 

お母さんは、ハンスのお父さんが賢い息子を誇りに思っているところに、

(≧∇≦*)

い~な~。村1番の賢い息子ほしい!!!

 

と思いながら読みました。

 

このあと桜子さんは、ハンスが神学校に受かるところまでは読めたのですが、文章が難しく断念しそうになります。そこで、お母さんが6年ぶりの読み聞かせをして、なんとか乗り切ろうとがんばります。

話はおもしろいのですが、小学生には文章が難しいみたいです。

 

100年前のドイツの話ですが、この手のことは世界中どこにでもある話なんだなぁ。と思いました。

 

昔、韓流ブームのときに、『ホジュン』という医官の生涯を描いたドラマを見たことがあります。

韓国の貧しい農村の生まれのホジュンが、これまた村1番の優秀な青年で、死ぬほど勉強をして、街に医学部の試験を受けに行くのです。

(≧∇≦*)

貧しい生まれから、頭がよくて受験をして偉くなっていくとか、めちゃくちゃ夢がある!

 

 お時間のある方はぜひ。韓国ドラマは長くて、見るのが大変ですけど…