鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

指定校に全てをかけた友人…

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「AOに全てをかけることにしたんだよ。」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「それはやめておいた方がいいわよ。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「え!なんで?AOなら、アホでもOKなんじゃないの?アホでも一発逆転できるのが、AOなんじゃないの?」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「これは、私の話になるんだけどね?私は、地域トップの県立高校に通っていたの。指定校もたくさん持っていそうな難関県立に…」

 

( ・ω・)←母

「ふんふん。」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「高校に入ったときに、私の親が言ったの。『一般入試を受けることは考えず、高校の成績を一番に考える高校生活を送って、指定校を狙う作戦でいこう!』って。」

 

(ーー;)←母

ゴクリ…

「指定校に全てをかける作戦に出たんだね?」


f:id:akiakis:20210327201957j:image

 

 

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「高校の成績を取るために、やりたかった部活はやらず、親が勧める生徒会活動に邁進したのよ。みんなが部活や塾に行く中、自分の青春は高校の生徒会活動に捧げたの。指定校を取るためだけに…」

 

( ・ω・)←母

「ふ~ん。」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「努力した結果、成績は文系で二番になったわ。」

 

o(*≧∇≦)ノ←母

「すごいじゃない!!それだったら、どこの大学の推薦でも取れるんじゃないの?」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「そう思うでしょ?二番なら、早慶がダメでも上智には行けるんじゃないの?って、普通思うよね?」

 

( ・ω・)←母

「思う!思う!」

 

(>ω<。)←指定校に全てをかけた友人

「ところが、私の受験の年から、上智大学への指定校推薦がなくなったのよ。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「えー!!!」

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「前の年に上智の指定校をとった人が、一般で早慶に受かって、上智を蹴ったらしいんだよ。それで上智の指定校はなくなったの。」

 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)←母

「えー!で、どうなったの?」

 

(  ̄ー ̄)←指定校に全てをかけた友人

「そして、学校の文系で二番だった私は、

○○大学に…」

 

( ̄□||||!!←母

ガーン!ガーン!ガーン!ガーン!

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

上智がないのなら、マーチはあるんじゃないの?って思った?でも、うちの高校にマーチの指定校は一つもなかったの。

一番の早稲田の推薦の次は、○○大学だったのよ。上智がなくなったから…

だから、三番だった子は、一般入試に切り替えたの。一般でマーチに合格して進学していったわ。

私は、指定校に全てをかけていたから、一般に切り替えることができなかったのよ。」

 

( ̄□||||!!←母

ヒー…

 

(; ・`ω・´)←指定校に全てをかけた友人

「だから、推薦に全てをかけるやり方はやめておいた方がいいわよ?」

 

 

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友達の姉はどこの大学なのか?

(* ̄∇ ̄)ノ←○○中堅中のなんたらさん

「皆さん!我が○○中堅高校から、今年は東大が出ました!!」

 

o(*≧∇≦)ノo(*≧∇≦)ノo(*≧∇≦)ノ

「やったぁ!!」


f:id:akiakis:20210318165240j:image

 

(; ・`ω・´)←母

「でも、どうして知っているの?まだネットでは発表されていないわよ?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←なんたらさん

「うちのお姉ちゃんが○○中堅高校出身でさ。

その一浪で東大に合格した子とお友達なんだよ。」

 

(; ・`ω・´)←母

「ふ~ん。そ…その東大に合格したお子さんはどんな子だったの?」

 

σ( ̄∇ ̄;)←なんたらさん

「あ…お父さんが東大出身だったわよ?」

 

(ーー;)←母

「あら。その方は学歴サラブレッドの子どもさんだったのね…」

 

(  ̄▽ ̄)←他のママ

「で、なんたらさんのところのお姉さんは現役で合格して、今は大学生なんだよね。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←なんたらさん

「そうよ。大学一年生よ?」

 

(  ̄ー ̄)←母

あ!なんたらくんのお姉さんは、慶応って娘が言ってたな。でも、娘の情報はあてにならないからな。本当に慶応なのかな?

↑心の声

 

それから、しばらく違う話をしていました。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←なんたらさん

「娘が、○○サークルと自然探索部に入っているんだけどね?」

 

(; ・`ω・´)←母

「ん?テニサーじゃないの?」

慶応の…

↑心の声

 

σ( ̄∇ ̄;)←なんたらさん

「テニサーではないわよ?ちょっと、マニアックでしょ?」

 

(ーー;)←母

こんなマニアックなサークル、慶応にはないわよ!たぶん。お姉さん、国立大学なんじゃないかしら?このサークルがありそうな私立って、早稲田くらいよね。

↑心の声

 

(* ̄∇ ̄)ノ←なんたらさん

「今年は両方のサークルが活動しなかったのよ~」

 

σ( ̄∇ ̄;)←母

「あら。東京のいい大学にいっちゃったから、部活がなかったんだね。地方なら、授業もサークルもやってるところがあるんだってね。」

 

(>ω<。)←なんたらさん

「うちだって、東京の大学に行きたかったわけではないの。

地方の大学に落ちてしまったのよ。」

 

(  ̄ー ̄)←母

ん?地方の大学に落ちて、早稲田??

東北大学落ち、早稲田?

いや、地方医学部を受けたかもしれない。

地方医学部落ち、東京の私大医学部??

いや、前期旧帝落ち、後期首都圏国立??

↑心の声

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

は!Y国立大学の後期なんじゃないの??

↑心の声

 

(* ̄∇ ̄)ノ←なんたらさん

「どうしたの?鈴木さん…」

 

(>ω<。)←母

お姉さんはどこの大学なのかしら…気になる…でも、聞けない!!

↑心の声

 

なんたらさんのお姉さんは、いったいどこの大学に通っているのでしょうか?

 

(; ・`ω・´)←主人

聞け!Y国なんじゃないの??

 

 

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東大発表日、ネットは大騒ぎ

毎年、3月10日の東大の発表から、各高校が集計をして、インターエデュや週刊アサヒなどに報告するらしく、教育系のネットがお昼過ぎから大騒ぎになります。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「今日はバイトが休みでよかったわ。

今から、各高校の東大の結果を見ようっと!」

 

σ( ̄∇ ̄;)←母の母親

「え…あなたに東大は関係ないじゃないの?」

 

(; ・`ω・´)←母

「全く関係ないよ!キッパリ

子どもは誰一人として、受けることすらできないと思う!

でも、ここは楽しんでおかないと!」

 

(ーー;)←母の母親

「なんのために…」


f:id:akiakis:20210312110143j:image

 

昔は、週刊アサヒに、合格者の都道府県と実名が載っていました。母の父親は、その週刊アサヒを毎年かかさず購入していました。東大バージョンと医学部バージョンの両方の号を買っていたのです。

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母の父親

「は!なんたらさんの息子さんが、東大に受かったはる!!」

 

(; ̄ー ̄A←若い頃の母

「その情報いる?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母の父親

「なんたらさんはゴルフのお友達やねん。よかったですね?言わないと!」

 

(ーー;)←若い頃の母

「本人に聞いたらいいじゃない?」

 

(; ・`ω・´)←父

「落ちてたら、聞きにくいがな。」

 

(; ̄ー ̄A←若い頃の母

「あー。確かに。」

 

この本で、お友達の子どもさんの合格を知るだけではなく、自分の子が医学部に入ったときにも、この本を見て連絡をくれた方がけっこういたようです。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「そういえば!遠い親戚の○○くんは超難関校に入ったけれど、あれから数年。

そろそろ大学受験じゃないかしら?あの子なら、東大とか受けているんだろうな。どうなったのかしら…」

 

(; ̄ー ̄A

週刊アサヒが、今も実名で出してくれていたら、わかるのに。気になるわ。

 

 

昼頃、TAWASHIさんの動画があがりました。

残念ながら、合格には一歩届きませんでした。

(>ω<。)←母

「受かってほしかった!」

 

 

さらに、お昼過ぎにインターエデュを見て、

((φ( ̄ー ̄ )←母

「西大和すご!」

 

 

それから夜になって、ふーみん桜の会の結果報告がありました。

編集が大変だったのか、動画があがったのは夜中でした。

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「あら。いーだくん、すごいわね。他のみんなも賢いのに、それでも受からないのか。東大ってすごいわね。」

 

σ( ̄∇ ̄;)

あの週刊アサヒが今もあれば、いーだくんの本名がわかるかもしれないのに…

 ↑※悪用するわけではない。見たいだけ。

 

(; ・`ω・´)←主人

「おい!早く寝ろよ!おまえに東大なんか関係ないだろ!」

 

(ーωー)←母

「そうよ。あなたがY国立大学出身だから、お母さんには東大の主人はいないのよ。」

 

(>ω<。)←主人

「それはおまえのせいだろ!」

 

 

母はその日、他人の東大発表を見て喜んだり悲しんだりしていました。

次の日、娘が言いました。

 

(>ω<。)←娘

「お母さん!大変だよ。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「あら、どうしたの?」

 

(>ω<。)←娘

「学年末テストがダメだった。あんなにがんばったのに…」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「えー!!毎日、自習室に通っていたのに?」

 

母は東大発表のネット検索はすぐにやめて、

すぐさま、春休みの塾の検索を始めるのでした。

 

※Y国立大学はそこそこイケてる大学です!すみません。てへ。

 

 

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面談は大学生のバイト?でも効果あり

(* ̄∇ ̄)ノ←バイトの大学生

「はい!来週、私が面談しちゃいま~すww」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←娘

「だってさ。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「え?バイトの大学生が本人に面談するの?」

 

(  ̄ー ̄)←娘

「え?なんか、問題があるの?」

 

(; ̄ー ̄A←母

「問題、大ありでしょ。安い塾代ではないのよ?

なんで、大学生のバイトがあなたに面談するのよ?

普通は、えらい先生がお母さんと面談するんでしょうが!!」


f:id:akiakis:20210309194540j:image

 

(  ̄ー ̄)←娘

「じゃあ、バイトの先生が私から細かく聞いて、偉い先生に報告するんじゃないの?」

 

(; ̄ー ̄A←母

「あら、そうなのかしら。偉い先生はお忙しいだろうから、要点をまとめて報告して、迅速に対応してくれるのかしら?

でも、心配だわ。」

 

 

娘が通う塾は、大学生のバイトの先生が面談までして下さるそうです。

一度目の面談は、品のいい大学に通うバイトの先生でした。

 

それからしばらくして、職員室まで質問に行ったとき、対応して下さった先生が、ギャル言葉だったようです。

(* ̄∇ ̄)ノ←言葉がギャルの先生

「え?マジ?超うけるんだけど!」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←娘

「って、先生が言ってた。」

 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)←母

どうしよう、ギャル言葉の先生とか…

 

( ・ω・)←娘

「見た目は賢そうだよ?言葉は完全にギャルだけど。

カッコいいな。賢いのにギャルって。」

 

(ーー;)←母

一流大学のギャルって、確かにカッコいいわね。

 

母は、悩みました。この塾でいいのか?を

 

(>ω<。)←母

いいのかしら、大学生のバイトの面談とか…

ギャル言葉の一流大学のバイトの先生とか…

 

主人も言いました。

(>ω<。)←主人

「なんだよ!それ。その塾、大丈夫なのかよ?」

↑※また口出ししてきた

 

 

ある日、娘が言いました。

 

( ・ω・)←娘

「塾、楽しい。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「え?」

 

( ・ω・)←娘

「大学生の先生たち、すごく楽しい♡」

 

(ーー;)←母

へー。楽しいなら、まあ、いいかな。

 

 

バイトの大学生の先生が面談をしてくれるお陰で、

面談が年に1回ではなく、2ヶ月に一回くらいのペースで頻繁に行われます。

その面談から帰ってきた娘が言いました。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←娘

「面談楽しかった♡

明日から、自習室に通うわ。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「え?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←娘

「自習室は集中できるよ?って面談の先生が。

あと、英単語は今からたくさん覚えておいた方がいいよ?って。

それから、大学で学びたい勉強も今からしっかり考えないとねって。」

 

( ・ω・)←母

「…。」

 

母が3年間、英語は単語力よ?と言ってきたのに聞いてもらえませんでしたが、大学生のバイトの先生が一度言っただけで、素直に聞けるようです。

それから期末テストが終わるまで、娘はバイトの先生の助言通り、毎日自習室に通いました。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←娘

「大学生になるの楽しみだな。がんばって、勉強して、行きたい大学に行こうと思う!」

 

 

昔、友人がこの塾に入れて、言った言葉を思い出しました。

(; ・`ω・´)

「この塾でうちの子が、憧れのバイトの先生を見つけて、その先生の通う大学を必死に目指してくれたらいいのに…」

 

この塾のやる気にさせる方法は、バイトの先生を生徒の目標にしてしまう斬新なやり方なのです。

 

母は思いました。

σ( ̄∇ ̄;)

娘が憧れているバイトの先生は、何大学の生徒さんなのかしら…

できたら、いい大学の生徒さんであってほしいわ。

と…

 

 

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一般入試の人は内部推薦が嫌い?

(; ̄ー ̄A←主人

「ふぅ。今日も疲れたよ。

早稲田出身の女性が、好き勝手に仕事をするから、うまく進まないんだよね。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「あら、その子は早稲田に受かるような女性だから、芯が一本通っていて、冴えないY国の上司には譲れないところがあるんじゃないの?」

 

(-_-#)←主人

「あー。本当に、その女性には冴えない上司だと思われているんだろうな。

おまえみたいに。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「え?お…お母さんはそんなこと、いち…一度も思ったことがないわよ?」

 

(ーωー)←お父さん

「フン!本当かよ?

一応Y国は、首都圏では超難関国立ってことになっているんだけどね?」

 

(  ̄ー ̄)←母

「あら、それは違うんじゃない?超難関国立ではなく、そこそこ難関国立の間違いなんじゃないの?」

 

(>ω<。)←お父さん

「…。」


f:id:akiakis:20210304174549j:image

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「その早稲田の女の子は、指定校なんだっけ?」

 

(; ・`ω・´)←お父さん

「それが違ったんだよ!俺も指定校かと思っていたんだけどね?

実は、内部上がりだったんだよ。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「あら、お母さんと一緒の内部推薦ね?」

 

(ーωー)←お父さん

「俺、気づいたんだよね。

内部推薦だから、その女性は社会でうまく立ち回れないんじゃないか?って。

内部って、小学校しか出ていない頭のくせに、プライドだけが無駄に高くて…」

 

(ーー;)←母

「う…」

 

(ーωー)←お父さん

「俺、いつも嫁は内部上がりです!って言うようにしているんだよ。一般入試で入ったって誤解されたらいけないからね。」

 

(; ̄ー ̄A←母

「あら…何よ。」

 

(ーωー)←主人

「みんなには、『あーっ、内部ですか。』て言われるんだよ。内部で大学に入ったからって、偉そうな顔すんなよ!って、一般入試の人はみんな思っているから。」

 

(>ω<。)←母

「くー!ムカつくわ。

会社の早稲女もきっと毎日、Y国立大学の上司ムカつく!って思っているわよ?」

 

( ̄^ ̄)←主人

「あっそ。」

 

( ̄^ ̄)( ̄^ ̄)

フン!!

 

母は思いました。

(  ̄ー ̄)←母

世の中の一般入試で入った人は、内部推薦をよく思っていないのか。これからは、内部とバレないように気をつけなければ…

 

 

ちなみに、

主人は指定校も気に食わないようです。

 

(ノ`Д´)ノ彡←主人

「なんだよ!あの指定校のヤツ!」

 

(; ̄ー ̄A←母

受け方でぐだぐだ、うるさいわね

↑心の声

 

 

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高校受験でリベンジ合格

先日、娘の通う中高一貫校のお母さまから、LINEがありました。

(* ̄∇ ̄)ノ

「皆さん、このたびうちの息子が都内トップのなんとか高校に合格をいただきました。」

 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)←母

「えー!!なんとか高校に?すごーい。」


f:id:akiakis:20210302183751j:image

 

3年前、○○中堅中学校に入学したときの入学説明会で、新入生のお母さま同士でご挨拶をする機会がありました。

 

(* ̄∇ ̄)ノ←入学生のお母さま

「こんにちは。なんたら中学に落ちて、この学校に入学することになりました。

でも、明るい気持ちでがんばります。どうぞ、よろしくお願いします!」

 

母も皆さんにご挨拶をしました。

σ( ̄∇ ̄;)←母

「はじめまして。鈴木と言います。あちこち落ちて、この学校にたどり着きました。てへ。

前向きにがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。」

 

そのご挨拶のとき、あるお母さまが堪えきれずに泣いてしまいました。

 

(ノ_・。)…←あるお母さま

「く…こんな学校、来るはずじゃなかった…」

 

(ーー;)(ーー;)(ーー;)し~ん…

「う…」

 

(>ω<。)←あるお母さま

「どうして、今、自分がこの学校の入学説明会にいるのか、全然理解できません!ぴえん!」

 

(-_-#)(-_-#)(-_-#)

「…。」

 

そのお母さまは、この学校にたどり着いてしまったことを受けとめきれずにいたようです。

○○中堅中学校に、第一志望者などほとんどいませんでした。泣いてもどうしようもないので、泣いていないだけです。ほとんどの親が泣きたい気持ちでいっぱいでしたが、我慢していたのです。

 

(-_-#)(-_-#)(-_-#)

難関校の入学式、いきてぇ

↑○○中堅中学校の親の本心です。

 

 

入学してからしばらく経ちました。

その不本意で入学した子どもさんは、やはりとてもよくできました。いつも、学年でトップ3に入っていました。

 

中3になったある日、そのお母さまが言いました。

(; ・`ω・´)←泣いたお母さま

「やっぱり、うちは外の高校に出ようと思うの!」

 

σ( ̄∇ ̄;)←他のママ

「あ。やっぱり?そうだよね。このまま残っても、東大とか行きそうだけど。そこまでは待てないよね?」

 

(; ・`ω・´)←泣いたお母さま

「いや、○○中堅中はいい学校よ?ここからでも十分難関大学にも行けると思ってた。

だけど息子が、うちの授業では物足りないって言うのよ。難関高校で、すごい仲間たちともっと難しい授業を受けたいんだって!」

 

σ( ̄∇ ̄;)←母

「本人がそれだけ志が高いのなら、仕方がないね!」

 

(; ・`ω・´)(; ・`ω・´)(; ・`ω・´)

「うん!がんばってね!ここを出ても、またこの集まりにもおいでよ?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま

「うん!高校受験、がんばってくるね!」

 

 

そして先日、高校受験の結果の連絡がありました。

(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま

「皆さん、息子がこのたび、都内トップのなんとか高校から合格をもらいました。」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「やはり、受かったか。」

 

(; ・`ω・´)←他のママ

「○○くんは、絶対に受かると思ってた。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま

「3年間仲良くしてくれて、本当にありがとう!」

 

(  ̄▽ ̄)←他のママ

「よかったね!○○くんにはトップ高校が似合っているよ!

でも、どうして中学受験ではうまくいかなかったのかしら?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま

「中学受験のときは、親子で慢心していたんだよ。うちが落ちるはずがないって。

でも、あのとき落ちてよかったんだよ。あそこで落ちていなかったら、きっと大学受験で失敗していたと思う。すごくいい勉強になったよ。うちには、中学受験での失敗が必要だったんだよ。」

 

(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)

ふ~ん…

 

母は思いました。

(  ̄ー ̄)←母

落ちたことからも、いろいろ学んで本当にえらいお母さまだ。

母も中学受験での失敗を大学受験や、就職に活かしていきたいわ。

と…

 

後日、友人が言いました。

( ・ω・)←友人

「○○くんは、○○中堅中学校にいた方がよかったんじゃないかしら?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「え?なんで?」

 

( ・ω・)←友人

「だって、トップ3だったんでしょ?ここで、3位をキープしていたら、東大か京大か一橋か国立医学部に入れたんじゃないの?」

 

σ( ̄∇ ̄;)←母

「あー。でも、○○中堅高校は東大が出る年と出ない年があるから!」

 

( ・ω・)←友人

「いや、都内トップ高校で真ん中くらいになってしまうよりも、○○中堅高校でトップ3のままでいた方が大学受験はよい結果になったんじゃないかしら??」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←友人

「そ…それはどうなんだろう…」

 

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ややこしい名前の大学

(; ・`ω・´)←友人

「○○さんの息子さんはけっこう賢いのよ。確か、武蔵野工業大学だったかな。」

↑※武蔵工業大学東京都市大学のこと

 

(  ̄▽ ̄)←母

「え?武蔵大学じゃなくて?」

 

(; ・`ω・´)←友人

「あれ?武蔵野大学だっけ?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

「え?武蔵美?」

 

(  ̄ー ̄)←友人

「あれ?どこだったかな?理系でそこそこ賢い大学なんだよ。武蔵野大学?いや、武蔵野工業大学だったかな?いや、武蔵大学??」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←母

武蔵美ではないんだね?」

 

(; ・`ω・´)←友人

武蔵美ではない!

理系の武蔵なんとか大学よ!」

 

(ーー;)←母

ややこしいな。


f:id:akiakis:20210225175803j:image

このように、紛らわしい名前の大学は東京にたくさんあります。

その友人が、

(* ̄∇ ̄)ノ←その友人

「八王子にある東京工業大学を見に行ってくるわ!」

 

Σ( ̄ロ ̄lll)←母

「え?東工大は八王子にもあったの?」

 

(; ̄ー ̄A←その友人

「あ!違うわ!東京工科大学だった。」

 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)←母

「え?それは、名前が似ているけれど東工大ではないのね?」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←その友人

「違うよ?東京工科大学だよ。」

 

(ーー;)←母

ややこしいな。

 

さらに違う日、

(* ̄∇ ̄)ノ←その友人

首都大学東京の見学に行くことにしたよ。」

 

σ( ̄∇ ̄;)←母

「あー!東京都立大学のことだね?」

 

( ・ω・)←その友人

「あれ?そっちじゃないわ。」

 

(; ̄ー ̄A←母

「どっちよ。」

 

(* ̄∇ ̄)ノ←その友人

「間違えた。東京都市大学の方よ。」

↑※昔の武蔵工業大学のこと

 

(ーー;)←母

ややこしいな。

 

名前が似すぎているため混乱し過ぎて、本人もいったいどこの見学に行ったのかわからない状態でした。

 

その友人が昔、ご主人の大学の説明をしてくれたことがあります。

(* ̄∇ ̄)ノ←その友人

「うちの主人は関大を出てマスコミで働いているのよ?」

 

(  ̄▽ ̄)←母

「あー。関さい大学ね。」

 

( ・ω・)←その友人

「え?関せい大学なんだけど?」

 

(; ・`ω・´)←母

「え?じゃあ、関せい学院大学なのかな?」

 

( ・ω・)←その友人

「いや、関せい大学よ。」

 

(; ・`ω・´)←母

「ないから!関せい大学はないから!

関さい大学か、関せい学院大学しかないから!」

 

σ( ̄∇ ̄;)←その友人

「あら、じゃあ、うちの主人はどっちの大学なんだろう??」

 

(ーー;)←母

ややこしいな。

 

母は思いました。

都内は大学が多すぎるので、似た名前の大学が覚えられないのはまだわかります。でも、関西にあるご主人の大学くらいは、ちゃんと覚えておいてほしいと…

 

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