先日、娘の通う中高一貫校のお母さまから、LINEがありました。
(* ̄∇ ̄)ノ
「皆さん、このたびうちの息子が都内トップのなんとか高校に合格をいただきました。」
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)←母
「えー!!なんとか高校に?すごーい。」
3年前、○○中堅中学校に入学したときの入学説明会で、新入生のお母さま同士でご挨拶をする機会がありました。
(* ̄∇ ̄)ノ←入学生のお母さま
「こんにちは。なんたら中学に落ちて、この学校に入学することになりました。
でも、明るい気持ちでがんばります。どうぞ、よろしくお願いします!」
母も皆さんにご挨拶をしました。
σ( ̄∇ ̄;)←母
「はじめまして。鈴木と言います。あちこち落ちて、この学校にたどり着きました。てへ。
前向きにがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。」
そのご挨拶のとき、あるお母さまが堪えきれずに泣いてしまいました。
(ノ_・。)…←あるお母さま
「く…こんな学校、来るはずじゃなかった…」
(ーー;)(ーー;)(ーー;)し~ん…
「う…」
(>ω<。)←あるお母さま
「どうして、今、自分がこの学校の入学説明会にいるのか、全然理解できません!ぴえん!」
(-_-#)(-_-#)(-_-#)
「…。」
そのお母さまは、この学校にたどり着いてしまったことを受けとめきれずにいたようです。
○○中堅中学校に、第一志望者などほとんどいませんでした。泣いてもどうしようもないので、泣いていないだけです。ほとんどの親が泣きたい気持ちでいっぱいでしたが、我慢していたのです。
(-_-#)(-_-#)(-_-#)
難関校の入学式、いきてぇ
↑○○中堅中学校の親の本心です。
入学してからしばらく経ちました。
その不本意で入学した子どもさんは、やはりとてもよくできました。いつも、学年でトップ3に入っていました。
中3になったある日、そのお母さまが言いました。
(; ・`ω・´)←泣いたお母さま
「やっぱり、うちは外の高校に出ようと思うの!」
σ( ̄∇ ̄;)←他のママ
「あ。やっぱり?そうだよね。このまま残っても、東大とか行きそうだけど。そこまでは待てないよね?」
(; ・`ω・´)←泣いたお母さま
「いや、○○中堅中はいい学校よ?ここからでも十分難関大学にも行けると思ってた。
だけど息子が、うちの授業では物足りないって言うのよ。難関高校で、すごい仲間たちともっと難しい授業を受けたいんだって!」
σ( ̄∇ ̄;)←母
「本人がそれだけ志が高いのなら、仕方がないね!」
(; ・`ω・´)(; ・`ω・´)(; ・`ω・´)
「うん!がんばってね!ここを出ても、またこの集まりにもおいでよ?」
(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま
「うん!高校受験、がんばってくるね!」
そして先日、高校受験の結果の連絡がありました。
(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま
「皆さん、息子がこのたび、都内トップのなんとか高校から合格をもらいました。」
Σ( ̄ロ ̄lll)←母
「やはり、受かったか。」
(; ・`ω・´)←他のママ
「○○くんは、絶対に受かると思ってた。」
(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま
「3年間仲良くしてくれて、本当にありがとう!」
(  ̄▽ ̄)←他のママ
「よかったね!○○くんにはトップ高校が似合っているよ!
でも、どうして中学受験ではうまくいかなかったのかしら?」
(* ̄∇ ̄)ノ←泣いたお母さま
「中学受験のときは、親子で慢心していたんだよ。うちが落ちるはずがないって。
でも、あのとき落ちてよかったんだよ。あそこで落ちていなかったら、きっと大学受験で失敗していたと思う。すごくいい勉強になったよ。うちには、中学受験での失敗が必要だったんだよ。」
(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)(  ̄ー ̄)
ふ~ん…
母は思いました。
(  ̄ー ̄)←母
落ちたことからも、いろいろ学んで本当にえらいお母さまだ。
母も中学受験での失敗を大学受験や、就職に活かしていきたいわ。
と…
後日、友人が言いました。
( ・ω・)←友人
「○○くんは、○○中堅中学校にいた方がよかったんじゃないかしら?」
(* ̄∇ ̄)ノ←母
「え?なんで?」
( ・ω・)←友人
「だって、トップ3だったんでしょ?ここで、3位をキープしていたら、東大か京大か一橋か国立医学部に入れたんじゃないの?」
σ( ̄∇ ̄;)←母
「あー。でも、○○中堅高校は東大が出る年と出ない年があるから!」
( ・ω・)←友人
「いや、都内トップ高校で真ん中くらいになってしまうよりも、○○中堅高校でトップ3のままでいた方が大学受験はよい結果になったんじゃないかしら??」
Σ( ̄ロ ̄lll)←友人
「そ…それはどうなんだろう…」
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