娘が言いました。
「今、学校でハブられているんだよね。」
Σ( ̄ロ ̄lll)
「…。」
母は尋ねました。
「何が原因でハブられてしまったの?」
「私が悪いんだよ。みんなを怒らせてしまったみたい。」
「そっか。みんなのほとぼりが冷めるまでは、しばらく静かにしておくしかないね。」
「毎日、一人で過ごしているんだよ。学校、休みたいな。」
「…。」
娘は、これまで学校を休んだことがありませんでした。
「出欠日数は足りているし、最悪、このまま休んでも卒業できるんじゃないかしら?」
「高校に上がっても、ずっと一人で過ごさないといけないかもしれないよ。」
(>ω<。)
「高校、変わろうか?行きたくない学校なんて行く必要ないよ!一からまた、やり直せばいいじゃない!」
その日は勉強もせず、ゆっくりお風呂に入ってから寝かせました。
その夜から母は、中3での編入や、高校受験を調べました。
高校受験に関しては、もう時間がありません。
詳しい人に電話をかけて、聞いてまわりました。
詳しい人に言わせると欠席していないことと、意外に内申点がマシであったため、今からでも都立も受けられるとわかりました。
でも、都立の問題は私立とは少し違うので、テスト問題になれる時間が足りないかもしれないとも言われました。
ここまで大学受験が迫ってくると、聞こえのよい高校よりも、その高校が指定校をどのくらい持っているのか?の方が気になります。
他の友人が言いました。
「今から全力で都立を受けたら、もう大学受験では走らないかもしれないね。
それよりも、中3で私学に編入するのがいいんじゃないかしら?しかも、ワンランクもツーランクも下げた学校に移るべきよ。
そこのトップになって、いい指定校をもらう作戦にすればいいんだよ!!」
((φ( ̄ー ̄ )←メモしている
「なるほど…」
母はいつ編入することになってもいいように、いつ高校受験をすることになってもいいように、かなり詳しく調べました。
学校から帰ってきた娘が言いました。
「今はずっと一人だけれど、いつかまた前みたいに友達ができるかもしれない。
高校はこのまま上がることにするよ。
高校になっても友人ができなかったら、読書が好きな人のふりをして、ずっと本を読んで過ごすよ!」
今の学校に残るのなら、もう出席日数は足りているはずです。3月まで休んでもいいんじゃないかと考えたりもしています。
その日、娘は自らまた勉強を始めました。
成績くらいは、みんなよりもよくなりたいのかもしれません。
今、二人で願っていることがあります。
不謹慎で申し訳ないのですが、オンライン授業に切り替わってほしいと思っています。
もし、このままオンラインに突入すれば、娘は学校に行かなくても済むのです。
一人で寂しい学校生活を送らなくてもよくなるのです。
前は学校に行けない子供がオンラインを願っていると聞いて、
「ちゃんと学校に行きなさいよ。」
と簡単に考えていました。
でも、自分がこの立場になってみてわかりました。
オンライン授業がありがたい子供もいるのだということを。
あと、難関校でさえなかったら、編入は簡単にできることがわかりました。
高校になっても、不登校のこどものための編入制度が都立にもあるそうです。
もし、学校に行くことが苦しい子供さんをお持ちの方がいたら、編入も考えてあげて下さい。
今の難関校にいるよりも、よい推薦がもらえて、いい大学に行けるかもしれません。
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