ある日、主人が言いました。
「うちの上司がさぁ。」
「あー。東大の?」
「いや、そっちじゃない!○○△△大学の上司が…」
「え?あなたの会社は学歴社会の縮図のような会社なのに、関東上流江戸桜の人がどうやって学歴フィルターをくぐり抜けたの?」
「なんだ?その関東上流~って。最近おまえ、その手の大学にめちゃめちゃ詳しいな。
まあ、いいや。彼はうちの部所のナンバー2なんだよ。」
「関東上流江戸桜がナンバー2…」
※関東上流江戸桜の方、すみません!!
主人には東大の上司もいるのです。
「東大の上司とどっちが偉いの?」
「Fランの上司の方だよ。」
「えー!!東大の上司は、関東上流江戸桜にあごで使われているのね?」
「いや、別にあごで使われてはないけど。」
「でも、その東大の上司は心の中でいつも『フン!このFランが!』って思っているわよ。」
「そんなの思わねーだろ。」
「いや、あなたの部下の早慶たちだって、あなたのことを『フン!このY国立大学が!』って思っているのよ。」
(-_-#)
が~ん…
Fラン大学の上司が出世している話を友人にしました。
「あー。うちの主人も言ってた。『Fラン大学は使える!』と。」
「え…」
その友人が言うには、
Fラン大学出身の新人は、どうせ大した人間ではないのだろうと迎えられるが、可愛いげがあって、よく動き、よく気かつくようです。
違う意味で裏切られる!のだとか。
ところが、早慶で仕事ができないとなると、期待していたのに、動かない、気がつかない、プライドだけが高くて全く使えない!となるそうです。
「じゃあ、出世に関しては早慶よりもFラン大学の方が得なんじゃない?」
「ただ、Fラン大学は企業に入るまでが難しいのよ。でも入ってさえしまえば、うちの会社でも意外と出世しているらしいわ。
最後は人なんだよね~。大学なんか、関係ないんだよ。」
「そうなのか。」
大学が関係ないのなら、勉強なんかさせるよりも、もっと人間力を磨くことに力を入れた方がよいのではないか?と母は考えるのでした。
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