(* ̄∇ ̄)ノ目←□□ママ
「もしもし!鈴木さん、息子が龍之介くんにうちの学校のシャーペンを買ってきたんだけど…」
!Σ( ̄□ ̄;)ノ目←お母さん
「ほしい!ラ・サールのシャーペンほしい!」
(* ̄∇ ̄)ノ目←□□ママ
「じゃあ、今度持っていくわね?」
地方進学校ラ・サールに進学した優秀な先輩が、龍之介ちゃんにシャーペンを買って下さいました。
φヽ(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「元居さま、ありがとうございます!」
↑※賢い人には、様をつけている。
龍之介ちゃんはひどく喜びました。
そしてそのシャーペンは、新しく買ったお気に入りの筆箱にそっと入れられました。
σ( ̄∇ ̄;)←お母さん
「お母さんが買ってきたA布のシャーペンはその筆箱には入れてもらえないのに、ラ・サールのシャーペンは入れてもらえるのね…」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「これは、天才の元居さまが下さったものだからね?しかも、遠くのラ・サールまで行かないと買えないんだよ?俺しか持っていないはずだよ!」
(ーー;)←お母さん
「あっそ。」
次の日、龍之介ちゃんはそのレアな?ラ・サールのシャーペンを塾のみんなに見せびらかしたようです。
(ㆆ_ㆆ)ノφ←龍之介ちゃん
「見て!俺、ラ・サールのシャーペンを持っているんだよ!」
すると、それを聞いた塾のお友達が言いました。
(ㆆ_ㆆ)ノφ←塾のお友達
「あー。俺も持っているよ?」
Σ(ㆆ_ㆆ)!
「え?なんで…」
さらに、違うお友達も言いました。
(ㆆ_ㆆ)ノφφφφ←塾の違うお友達
「俺なんて、4本も持っているよ?」
Σ(ㆆ_ㆆ)が~ん!←龍之介ちゃん
「よ…4本も?」
遠くのラ・サールに行かないと買えないはずのシャーペンを意外と塾のみんなが持っていたことに驚きました。
(ーー;)←お母さん
「しかも、4本も…
みんなは、東京からラ・サールまで買いに行ったのかしら?
その4本も持っている子はお父さんがラ・サール出身なんじゃないの?」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「さぁ??それはわからない。
でも、第一志望ではないはずだよ?」
(ーー;)←お母さん
「その子は、第一志望校のシャーペンを何本持っているのかしら??」
(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん
「少なくとも5本は持っているんだろうね?」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「まあ、そうなるよね。」
落ちたら、5本とも捨てるのかしら?うちのA布のシャーペンのように…←ここは心の声
※もったいないので、A布ママにあげる約束をしています。σ( ̄∇ ̄;)