鈴木さんちの貧しい教育

地方進学校に通う文系の息子の大学受験をソッと見守る?ブログです

ラ・サールのシャーペン 龍之介ちゃん中学受験

(* ̄∇ ̄)ノ目←□□ママ

「もしもし!鈴木さん、息子が龍之介くんにうちの学校のシャーペンを買ってきたんだけど…」

 

!Σ( ̄□ ̄;)ノ目←お母さん

「ほしい!ラ・サールのシャーペンほしい!」

 

(* ̄∇ ̄)ノ目←□□ママ

「じゃあ、今度持っていくわね?」

 

地方進学校ラ・サールに進学した優秀な先輩が、龍之介ちゃんにシャーペンを買って下さいました。

 

φヽ(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「元居さま、ありがとうございます!」

↑※賢い人には、様をつけている。

 

龍之介ちゃんはひどく喜びました。

そしてそのシャーペンは、新しく買ったお気に入りの筆箱にそっと入れられました。

 

σ( ̄∇ ̄;)←お母さん

「お母さんが買ってきたA布のシャーペンはその筆箱には入れてもらえないのに、ラ・サールのシャーペンは入れてもらえるのね…」

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「これは、天才の元居さまが下さったものだからね?しかも、遠くのラ・サールまで行かないと買えないんだよ?俺しか持っていないはずだよ!」

 

(ーー;)←お母さん

「あっそ。」


f:id:natsunatsuw:20191201062625j:image

 

 

 

次の日、龍之介ちゃんはそのレアな?ラ・サールのシャーペンを塾のみんなに見せびらかしたようです。

 

(ㆆ_ㆆ)ノφ←龍之介ちゃん

「見て!俺、ラ・サールのシャーペンを持っているんだよ!」

 

すると、それを聞いた塾のお友達が言いました。

 

(ㆆ_ㆆ)ノφ←塾のお友達

「あー。俺も持っているよ?」

 

Σ(ㆆ_ㆆ)!

「え?なんで…」

 

さらに、違うお友達も言いました。

 

(ㆆ_ㆆ)ノφφφφ←塾の違うお友達

「俺なんて、4本も持っているよ?」

 

Σ(ㆆ_ㆆ)が~ん!←龍之介ちゃん

「よ…4本も?」

 

遠くのラ・サールに行かないと買えないはずのシャーペンを意外と塾のみんなが持っていたことに驚きました。

 

(ーー;)←お母さん

「しかも、4本も…

みんなは、東京からラ・サールまで買いに行ったのかしら?

その4本も持っている子はお父さんがラ・サール出身なんじゃないの?」

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「さぁ??それはわからない。

でも、第一志望ではないはずだよ?」

 

(ーー;)←お母さん

「その子は、第一志望校のシャーペンを何本持っているのかしら??」

 

(ㆆ_ㆆ)←龍之介ちゃん

「少なくとも5本は持っているんだろうね?」

 

(; ̄ー ̄A←お母さん

「まあ、そうなるよね。」

落ちたら、5本とも捨てるのかしら?うちのA布のシャーペンのように…←ここは心の声

 

 

※もったいないので、A布ママにあげる約束をしています。σ( ̄∇ ̄;)