( ̄ー+ ̄)←数学塾の先生
「僕、個人塾になってから請け負った子ども、100パーセント志望校に入れてきたんです。落としたことない!偏差値が10以上足りていない子とかいっぱいみてきたけど、全部入れてきました。」
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「は!先生、その記録が今回初めて龍之介でストップするかもしれないんですね?」
(ーー;)←数学塾の先生
「そうやねん。龍ちゃんの算数でいけるかな?夏までやってみてあかんかったら、もう違う学校にしよか…」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「はい…ただ、息子が…
(ㆆ_ㆆ)『麻布は俺の夢なんだよ。』
と言うんです。落ちても受けさせてやりたいような…」
(>ω<。)←数学塾の先生
「龍ちゃん…そんなに麻布を…
僕もやれるだけのことはやってみます!」
(; ̄ー ̄A←お母さん
「すみません…先生の100パーセント合格の記録を塗り替えてしまいそうで。」
(ーωー)←数学塾の先生
「いや、しゃーないわ。」
( ̄▽ ̄)←お母さん
「それはそうと、どんな子どもさんが難しかったんですか?」
( ̄▽ ̄)←数学塾の先生
「子どもやないよ?難しいのはいつも親よ。
『どこでもいいから入れて下さい』って頼んでたくせに、成績が上がってきたら、『やっぱりここに入れて下さい!』と言ってくる。あれが一番困るわ。どんなに難関でも先に志望校を言われてる方がましやね。そこに向けて進んでいけるから。」
(ーー;)←お母さん
「先生もいろいろ大変なんですね。」
その夜、龍之介ちゃんの寝室を覗いてみると読んでいたのは国語のテキストでした。
Σ( ̄ロ ̄lll)←お母さん
「こ…国語。麻布コースの国語のテキスト。」
龍之介ちゃんは、得意の国語をさらに伸ばすために、夜寝る前も国語の勉強に精を出していたのです。
(>ω<。)←お母さん
「もっと算数をやってよ!算数の解き方も覚えて!」
龍之介ちゃんの算数はこの先どうなってしまうのでしょうか…